10/2・3 日韓市民社会フォーラム 東アジアの平和と市民社会の役割

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2010年は、1910年の日韓併合から100年という節目の年です。足掛け9年にわたる様々な社会問題に取り組む日韓市民社会相互の交流では、北東アジアの平和に向けた私たち市民の役割について議論してきました。そして、地域に「市民の政府」をどうつくるのか、お互いの歴史認識をどう共有するのか、自立した個人からなる社会をどうつくるのか、などについて意見を交換する中で、日韓それぞれの市民社会の差異を認識する一方で、とりわけ地域や生活レベルの活動と課題の類似性・同一性、そして交流の意義を実感することができました。

100年前の日韓併合は、国と国との条約という形式をとって行われましたが、今回のフォーラムでは、日本に暮らす市民と韓国に暮らす市民がともに協力し合い、これからの100年を平和な東アジアとするために何ができるのかを議論したいと思います。そして①地域づくり、②市民自治と議会、③東北アジアの平和と人権のための市民社会の役割という3つのテーマ分科会を設け、個々の課題についての新しいネットワークの構築や地域レベルでの取り組みの共有化・交流の促進、そして新しい市民社会の担い手づくりも行っていきます。ぜひご参加ください。