12/3かつしか 映画「弁護士 布施辰治」葛飾上映会

主催者ホームページ

暗黒の時代に敢然と向き合った弁護士・布施辰治。虐げられる者、弱者の立場に身を置き、人間としての権利と尊厳を守るために民衆とともに戦い続けた弁護士・布施辰治が、今生きるとは何かを私たちに語りかける。

「世の中に一人だって見殺しにされていい人類がないと同時に、正しい文化には一人だって置き去りにされていい人類がないのだ」

1919年3月1日、朝鮮独立宣言書が発表され、大運動が起き、それにつれて弾圧も激しくなり、布施は、その弁護を引き受けつつ、朝鮮に渡り各地で朝鮮総督府政治への痛烈な批判を展開する。

また、国民の政治参加の権利を実現するための普通選挙運動や、1921年造船所争議の大きな高揚の中、自由法曹団結成のために奮闘していく。1923年9月1日の関東大震災下における朝鮮人たちの虐殺事件の真相を明らかにさせる闘い、借家人同盟結成への尽力‥‥‥。