11月13日 「多文化ユース・フェスタ2011 in 青山」が盛大に行われました。
毎年、開催されているこのユースフェスタ、
今年は全国ボランティアフェスティバルの分科会の一つとして表参道の東京ウィメンズプラザでも開催で、
参加者、ゲスト、ボランティアの方々があわせて221名が集まりました。
9つのチームの、外国にルーツのある子どもたちが自主制作映画、歌、ダンスなどを披露しました。
多文化共生センター東京からは、フィリピンにルーツのある卒業生のバンドと、
中国、フィリピン、ミャンマーと当センターを代表するようなチームが歌とダンスでステージにあがりました。
プロ並みの歌唱力をもつ子ども達も何人かいて、会場は大盛況。
また、本イベントの開催にご協力頂いたUBSと、東京ボランティア・市民活動センターによる
「多様化する子供たちの架け橋プロジェクト(BBCプロジェクト)」の一員として
たぶんかフリースクールの現役生が参加。
「小さな世界」のハンドベル、そして手話をまじえての合唱で会場がひとつになりました。
子ども達のパフォーマンスの後は、スペシャルゲストでプロミュージシャンのGeneZのライブ。
メンバーの二人は、共に外国にルーツのあるダブルで、
小学生のときに来日したという、まさに子ども達の先輩です。
お二人の素晴らしいパフォーマンスに会場は熱狂。
最後には子ども達がステージの前に出て踊るという場面もみられました。
さらに、このイベントの特別審査委員長として
タレントの早見優さんが子ども達のパフォーマンスを審査してくださいました。
早見優さんはいわゆる帰国子女で、
ブログにもイベントの紹介とともに多文化や多様性の素晴らしさについて書いてくださいました。
午後の部は、GeneZによるワークショップが行われました。
子ども達が思い思いに好きな単語を選び、みんなで歌詞を作り、
フェスタに参加した多文化の卒業生のギター伴奏にあわせ合唱。
GeneZのお二人の素晴らしいリードでまさしくこのフェスタのテーマソングといえそうな歌が完成。
どの子も熱心に取り組み、素晴らしい笑顔をみせていました。
以下は午後のワークショップで完成させた歌の歌詞です。
HARMONY
新たな場所 TOKYO共に学ぶ こどもたちの多文化のヴォイス
言葉が通じない。けど心がつながっている
海を越え外国との架け橋 これから大人になる子どもたちの笑顔の輪支えていこう
under the same sky like harmony
多文化ユース・フェスタ2011 in 青山
〜多様なことは楽しいこと! 素敵なこと!〜
共催 多文化共生センター東京、東京ボランティア・市民活動センター、UBS
(本フェスタは、第20回全国ボランティアフェスティバルTOKYOの分科会として開催)