新宿校の初級会話クラスの生徒の出身国は中国、タイ、ポーランド。
母語も違うし英語も共通語としては使えません。
学習をはじめたばかりの日本語が共通語ですから、会話の内容も限られてきます。
黙りがちになってしまう生徒たちの会話を助けるのは、世界に名高い「日本のアニメ」
「ワンピースを知っていますか。」
「はい、知っています。あなたはコナンを知っていますか。」
「知っています。ナルトを知っていますか」
「はい、知っています。」
(…以下、アニメのタイトルだけ変わって文型はおなじ)
それにしても、聖闘士星矢(なつかしい!)やセーラームーンから、
デスノートや黒執事まで、新旧織り交ぜたタイトルが次々に出てくること!
それ、ぜんぶ翻訳があるの!?とびっくりしました。
そうやって仲良くなっていく生徒たち。
今日の突然の雨では、傘のある生徒がない生徒に、
「帰ります」(まだ「〜ましょう」を習っていない)と傘を差し出し、
仲良く相々傘をして駅に向かっていきました。