「ぬ」「め」「ね」、「わ」「れ」、「や」「ゆ」
今月はじめに来日したばかりのネパール出身のA君。
クラスに追いつくためにしばらくマンツーマンでひらがな練習。
彼はこういった形が似ているひらがなに弱いので、何度も何度もカードで練習。
すると不思議なことに…教えているこっちもだんだん混乱してくるのです。
生徒に見せるために自分はななめ横から見ているせいかもしれませんが、
気をぬくとやりとりのなかに「ん?」と戸惑う一瞬があってテンポが乱れます。
私もA君と同じで「ぬ」「め」「ね」が苦手なようです(日本語教師ですが…)
休憩時間にA君にネパール語を教えてもらいます。
文字はデヴァナガリ文字という表音文字。
これが…難しい。数時間後にはもうすっかりわからなくなってしまいました。
これが「来週までの宿題」だったら大変だなぁ、と。
ただ、このデヴァナガリ文字はばらしてよく見てみると、曲線が多くてひらがなと似ています。
そんなA君がひらがな・カタカナをマスターしてクラスに編入し、
入れ替わるように入学してきのは中国出身のTくん。
彼が苦手なのは「ら行」
「ら行」ってたしかに発音も形も難しいし、最後のほうにあるから覚えにくいんですね。
来週にはクラスに編入。がんばれ!