推薦・在京外国人枠入試が終わりました

1月末、都立高校の推薦入試と、在京外国人枠の入試がおこなわれました。

在京外国人枠というのは、都内に住んでおり、外国籍で、
来日して3年未満の生徒が受けられる入試で、内容は英語か日本のエッセイと面接です。
しかし、英語圏以外から来日した生徒にとっては日本語も英語もどちらも使いこなすことは難しく、
英語なら300words、日本語なら600字という文章を書くのはとても大変です。
そのうえ都内3校で55名しか枠がなく、倍率も2倍以上になります。

多文化共生センター東京では入試を受ける生徒ために、
平日の授業以外に土曜日にもサポートをおこなっています。
この時期はふだんの土曜学習支援のボランティアさんだけでなく、
ご支援いただいている企業からも社員の方がボランティアに来てくださっています。

みなさまにご協力をいただき、今年もたくさんの生徒が推薦・在京外国人枠入試に合格しました。
難関の学校に英語で合格した中国出身の生徒、
来日1年未満で600字の日本語の作文を書いて合格したミャンマー出身の生徒。
外国人枠ではない一般枠で、たった7名の英語特別面接合格者のひとりとなった中国出身の生徒。
どの子も試験の前も当日もよくがんばり、ひと足早い合格となりました。

2月23日には都立高校の一次・前期入試がおこなわれ、
たぶんかフリースクールの生徒のほとんどがこの日に試験を受けます。
みんな自信をもって臨み、推薦・在京合格の生徒たちにつづいてほしいと思います。