今日は交流会がてら、クラス合同で
会話の授業で練習した「自己紹介・私の町紹介」の発表会をしました。
先週から日本語の勉強を始めた初級クラスは
覚えたての「自己紹介」を、
4月から日本語の勉強を始めたクラスの子はちょっと内容を複雑に
「自己紹介+自分の趣味や出身の町」を、
去年から日本語を勉強しているクラスの子は更に内容を複雑に
自分の出身の町を詳しく紹介しました。
フリースクールの友だちとはいえ、こんなに多くの人たちの前で
話すのはこれが初めて。
みんなちゃんと発表できるかとちょっと心配していましたが、
心配どころか、みんなの発表を見てびっくり!
日本語のレベルはそれぞれですが、みんなの前で堂々とプレゼンする姿、
話せる話せないに関わず、お互いに質問し合う積極的な姿には本当に驚かされました。
私がみんなの歳のころは、人前で誰かに自分から質問したり、
自分や自分の国、町についてこんなにたくさん話せなかったな・・・
まだ日本語を勉強したばかりで、日本語が分からない子には、
分かる子が通訳をしてくれ、お互いがお互いを知ろうとしたり、
フォローしたり、一方的な発表ではなく、『みんなの発表会』になりました。
これまではシャイでなかなか人前で何かすることに戸惑っていた子も、
みんなの温かな雰囲気に後押しされ、何か吹っ切れたようで、
中には、自分の国の歌やダンスをしたり、得意のカンフーやキックボクシングを
披露してくれる子までいました。
今回、みんなの前で日本語で発表したこと、パフォーマンスを披露したこと、
日本語を教えてあげたこが、みんなのちょっと自信になったようです。
フリースクール本校