ちょっと遅い報告ですが、この間の日曜日、屋形船に乗って、東京湾でハゼ釣りをやってきました。
釣りは、小学生のころにやったことがあるだけで、ほとんど初めてのようなもの。17人で船に乗ったのですが、ほとんどの人が、そんなものでした。
こうやって、屋形船の窓から直接、釣竿を出して糸をたれるものなんですね。
で、釣果はどうだったかというと……これがまったく釣れない。
お台場の、結構いいポイントだそうですが、魔日だったのでしょうか、私達の船だけでなく、周りの船もまったく連れてなさそうでした。
船全体で連れたのが、わずかに5匹。写真の1匹が、最初にかかかったものです。
実は、私の竿にも、確かに「来た〜」という感触があったのですが、上げてみたら、見事に餌を取られていました。残念です。
腹いせではないですが、昼食のてんぷらを散々食べてきました。
おもしろかったのは、こういう物売りの船が近づいてきて、「焼き鳥いりませんか〜」「佃煮いかがですか〜」って、売って歩くんですね。
むかし、京都の保津川下りに乗った時にもこういうのがありました。
何よりも、「鬼平犯科帳」に出てきた、三十石船の周りで食べ物を売り歩く「食らわんか船」を思い出しました。
さて、今回乗った船は浅草橋の船宿から出ました。
このほか、我が「すなしま」エリアの近所では、葛西橋や深川あたりからも屋形船に乗れます。
今回の料金は、釣竿レンタルにてんぷらの食事と飲み放題がついて、約4時間で1万円。結構手軽な遊びじゃないですか。
実は、10月に発行予定の「すなしま」の特集は、「江戸前に親しもう」。
身近な海に関する話題を集めようと思っています。
というわけで、この屋形船遊び、じっくりと紹介する予定です。
乞うご期待!
でも、釣りたかった〜。