ただ今、次号「すなしま」編集作業追い込み中。
もうちょっとです。
というわけで、久しぶりに砂町銀座の話題。
最近なぜか、お饅頭屋さん、お団子屋さんが増えています。
私の知る限りでも3軒、新しく出来ました。
なぜ、同じようなものが急に?
と思うのですが、それはいずれじっくり調査しようと思います。
砂町銀座といえば、私が最も親しんでいる商店街で、
長年、地元の方から愛されている名店が多いのですが、
一方で、空き店舗の回転も早いんです。
この間まで入っていた店が、もう新しいものに変わっている。
そんなことが珍しくありません。
新しく入ってくる店といえば、チェーン店がほとんどです。
砂町銀座は人通りが多いというので、出店したいところも多いのでしょう。
しかし、思ったように売上が伸びずに、すぐに撤退という繰り返しなんです。
結局、この街に根付くということは、目の前の採算だけを見ていてはダメなんでしょうね。
砂町銀座を利用する人は、だいたい、決まった店で買い物をしています。
長年、その店に親しんでいるわけです。
それだけ時間をかけて、お客様から愛される店にならないと、難しいということです。
で、その愛されるということは、おいしくて安いものを提供する、ということだけじゃないんです。
商店街や街全体のことを考えることも必要なんでしょう。
具体的にそれがどういうことなのかは難しいのですが、自分の商売のことだけを優先していては、ダメだ思うのです。
私としては、その辺りのことを、出店する側にぜひ理解してほしいと思います。
去年の夏に、「すなしま」で砂町銀座の特集をやったときに、この商店街を発展させるために力を尽くした人の話しを聞きました。
今、地元の方から愛されている店は、そのころから、努力を重ねてきたところです。
そんな歴史を見ると、今のような時代だからこそ、その恩恵の上に乗るだけではなく、この街のこと、商店街のことを思いながら、街に尽くしていかなくては、と思うんです。
というわけで、新しいお饅頭屋さんが、どこまで愛される店になるのか、見守りたいですね。
なんか、そういうことを言うつもりではなかったのに、思わず語ってしまいました。
失礼しました!