信じられないでしょうが、写真はほんの40年前の、砂町のちょっと先、新砂の風景です。
東陽町の駅をまっすぐに東に向かい、明治通りを南に向かったところ。夢の島との間で、今は工場が立ち並んでいて、交通量が非常に多いところです。
ついこの間まで、海だったんですね。
しかも、ウナギやクロダイ、ハゼ、ホウボウなんかが採れる、とても豊かな漁場だったんです。
この写真は、当時、砂町で海苔の養殖をやっていた漁師の方からお借りしました!

この写真は、日曹橋の船着場。
明治通りと永代通りが交差する辺りの風景です。
ここから、漁に出かけたそうです。

よく「江戸前」といいますが、まさしくこの海が江戸前で、ここの握り寿司も深川飯も天ぷらも、ここの海からの恩恵を受けて、下町で発達していったものです。

というわけで、そういう「江戸前」をたっぷりと紹介するのが、次号「すなしま」の特集です。題して「江戸前に親しむ!」。

この間、築地に仕入れにつ入れていってもらった方(家の近所の、喜代寿司という寿司屋の大将です)や、東京湾でのハゼ釣り遊びまで含めて、江戸前の文化と魅力にせまります!

本当にまもなく、編集作業終了。(あと8ページまで来ました)
10月中には発売します!