閘門に、ちょっと感動

家計のための仕事と、落語関係の活動でとにかく多忙です。
なかなか、「すなしま」新号の制作が進みません。
そんな中ですが、昨日、小名木川のクルーズに行ってきました!

江東区が要請している「リバーガイド」が、小名木川の説明をしながら運航している船で、昨年、私は、このための「リバーマップ」の制作にもかかわっています。
ちょうど席に空きがあるということで、ようやく参加しました。

都営地下鉄「森下駅」近くの高橋から、「東大島駅」近くの番所橋まで、電車だとわずか15分の距離を、平行して流れる小名木川を、約1時間かけて運航します。
船の中では、リバーガイドさんの案内が付きます。
そういうわけで、高橋から、こういう船でスタートしました。

いつも見慣れている川も、川の中から町を眺めると、だいぶ違った風景に見えます。
感動したのは、この、扇橋の閘門。
小名木川の水量を二枚の扉で調整して、船の通行を可能にする水門です。このやり方は、パナマ運河と同じ方式だそうです。

この2枚の扉の中に船が入ると、後ろの扉がしまって、水面が一挙に下がります。
下がったところで前の扉が開きます。
こうして小名木川の極端な推移の差が調整されていて、船が通行できるようになるのです。

そんなことは、前から知っていましたが、こうした中からその調整のやり方を眺めると、ちょっと感動ですね。

そこからしばらく小名木川を運航すると、両側がこのように整備されています。
今まで、高い護岸壁でさえぎられていたのですが、その壁がなくなり、川岸が遊歩道になるようです。
それは、とてもすばらしいことなのですが、江戸時代の雰囲気を作るということで、お城の城壁のような張りぼての石が積まれていました。
なんか、それがあまりセンスよく思えないんです……。

これまでの歴史壁画にでもしたらいいのに名とも思います。
何はともあれ、あと数年で、小名木川の風景も大きく変わるということです。

話は変わって……
この写真は、ヤフーの落語検定1級の合格証。
そういえば去年の暮れに、受験して、合格していました。それが今頃、カードのような合格証が届いたということです。
番号は、35番。35人目の1級合格者だったんでしょうね。
まあ、話の種に、もっておきます。