日本のアートを支えてます

「すなしま」校了したものの、まだ印刷ができない……。

それはそうと、先日、都市工学などを勉強する学生さんたちと待ちを歩いてきました。
そこで、南砂の緑道公園の近くに、こんなアートな看板を発見!
ビルもレトロな感じがたっぷりで、なかなかいい街の風景を作り出しています。

これは、「仁科一恵堂」という、額縁のメーカーさんです。
その業界ではかなり大きな会社だそうで、40年ぐらい前、俳人・石田波郷は、「江東歳時記」で、「綿虫の ひそかに和額 作りかな」と詠んでいます。

「すなしま」で、波郷の特集をやったときは、昔の工場があった辺りを散策して、掲載したのですが、その目と鼻の先に、こんなアートな建物で、今の工場があったんですね。
いや〜、感激しました。

やっぱり、いろんな道に迷いながら、こうやって新しいものを発見するのが、街歩きというものなんですよね。