「ニアイコール」を見て感じたこと

中平です。
ネオ日本画家・天明屋尚さんの制作風景を追ったドキュメンタリー映画「ニアイコール天明屋尚」を見ました。この映画を見て、石崎豪監督のとてもていねいな編集に驚かされました。特にそれを感じるのは、中学生3名のコメントと山下裕二氏の発言が妙にリンクし、共通していることです。
両方とも、「いわゆるアートファンだけではなく、雑誌に載った作品からファンになった人を大切にしていこう」という指摘だったと思います。それが、まさにこの映画の言おうとしているところだったと思うし、天明屋さんがずっと考え続け追い求めている点だったんじゃないかなと思いました。