中平です。1年生必修授業「ルネサンス2006」の中の小単元「モナリザでマネリザ」が始まりました。この単元は、美術資料集の中から、ある問題文を読んで何の絵について書かれた文章か考えるところから始まります。
生徒に配られた問題文は次の通りです。「大蛇のようにうねうねとした腕を持ち 左右違ったものを見つめている 異なる表情が顔に揺らめき みごもる男として500年間生き続けた」
この文章を読み、何の絵を見て書かれた文章かを考えます。
答えは、「モナリザ」。
子ども達は「え?なんでモナリザなの?」と悩みます。
その解説は置いておいて、次に13枚のモナリザを鑑賞し、本物のモナリザを一枚捜します。この一連の学習を通して、モナリザに興味を持ち、絵画鑑賞においても描かれたものから「読み解いていく」活動を覚えていくのです。