とがび東山魁夷班の悩み

中平です。夏休みに入りましたが、とがびキッズ学芸員達は、毎日登校して元気に活動しています。これからもどんどん情報を出していこうと思います。

今日は東山魁夷班の小林君が登校し、8月12日長野県信濃美術館に提出する企画書の相談に来ました。小林君によると、昨年の交渉は「自分たちの考えが前もってまとまってなくて、質問に答えられず失敗だった。」と振り返っています。「今年も、東山魁夷作品をお借りする上で、より地域の方に東山作品を見ていただくとともに、参加型の展示をしたい」と今年の抱負を語っています。
彼が「参加型の作品展示をしたい」と考えていることにはきっかけがあります。それは、今年の信濃美術館での「夜のやねうら美術館」での作品展示からです。参加型の作品を彼は作者として出品し、その反響の大きさに驚きました。その経験が「参加型の作品展示」をこだわらせる理由となっています。とりあえず、A案B案C案という三つの企画書を作り、美術館に提案する方法を決め、明日再度、係会を開くそうです。