美術館を活用した鑑賞教育の充実のための指導者研修

中平です。8月7日8日9日の三日間、東京国立近代美術館にて行われた「美術館を活用した鑑賞教育の充実のための指導者研修」に参加してきました。主催は独立行政法人国立美術館.さてこの研修会は今年始まったばかりの一回目です。全国から選ばれた小中学校教諭や美術館学芸員、教育事務所主事が一同に介し、連携の可能性や実際の指導案やプログラムつくりをした有意義な研修でした。文部科学省初等中等教育局教育課程教科調査官・奥村高明氏のパワーポイントを使ってのお話は、鑑賞教育の重要さとこれからの可能性をわかりやすく説明されており、本当に勉強になりました。発表の中で「とがび」についても写真入りで紹介してくださったことはとてもありがたかったです。(写真はその様子)

三日間で、新たなお友達もできました。全国には、同じような発想や考え方をしている人がいるものです。長野県では、私自身ちょっと肩身が狭いのですが、全国へ向けて発信すれば何かまた新しい方向が見つかるような気がしてきました。少しうれしい気持ちになり、美術館の外を出て夕焼け空を見ました。台風上陸の直前で、美しく金色に輝いていました。