中平です。東山魁夷班のキッズ学芸員5名が、とがびでの東山魁夷作品展示企画書を持って、長野県信濃美術館を訪れました。彼らには、昨年はなかなか思うように交渉できなかったという気持ちが強く、今年は3つの企画を一生懸命考えました。
まずはじめに、信濃美術館学芸員の木内さんと土屋さんに企画書を見せながら、小林君がプレゼンテーションしました。
木内さんからは、「東山魁夷の作品の新たな鑑賞方法を提案する良い企画がそろっている」と評価していただきました。
次に、館長室へ行き、小沢副館長さんと面会。企画書のプレゼンテーションをして、東山作品をとがびで貸していただけるよう交渉をしました。
小沢副館長さんからも「展示方法をきちんとやってください」とお話をお聞きし、とりあえず作品をお借りできる許可はいただけました。とても良かったです。
企画の詳細は小林キッズ学芸員からブログで報告があると思いますので、そちらをご覧いただきたいのですが、3つの案は全て「参加型」の企画になっています。
最後に、滅多に入ることができない「作品収蔵庫」に特別に入ることが出来ました。
作品をいかに美術館が大切に保存しているかを感じ、「自分たちも大切にしなければ」と決意を新たにしていました。