中平です。8月20日、東京学芸大学の20周年記念飯島開館にて、日本美術教育連合主催「平成18年度造形・美術教育フォーラム」が開かれ、中平も連携授業の実践者ということで、とがびを報告してきました。私以外にも、国立美術館と連携し、仁清の壺を鑑賞教育の題材として授業をされた黒島先生、広島と東京の中学・高校で工芸による地域の職人と授業を作られている尾澤先生など、パワフルな発表者でした。
私の「とがび」の発表は、主に美術教師の立場を「美術の宣教師」と考えることであり、宣教師である美術教師は、美術の専門家として、生徒だけでなく、学校の教員、保護者、地域へも美術のおもしろさ楽しさを伝える使命があると話してきました。その考えの基本が必修授業のNスパイラルであり、発展したものが、暗闇美術館やとがびであるのです。
なかなか難解な説明であると感じますが、おおむね参加者には受け入れられたのではないかと感じました。全国発信するいい機会となりました。