中平です。8月29日、今日の活動からとがびはいよいよ本格的活動を開始しました。作家さんたちからの様々な指示に従っていろいろな活動をキッズ学芸員はしていました。小石を千曲川に拾いに行く生徒。教室の寸法を計測している生徒。社会福祉協議会の方とお年寄り向けワークショップの打ち合わせをする生徒。その姿を見ていると「いよいよとがびが動き始めたな」と実感しました。指示を出していただいた作家の皆様、本当にありがとうございました。今後もよろしくお願い致します。
さて、今日は授業にたくさんの来校者がありました。千曲市植物インストラクターの久保甲さんからは、作品のモティーフとされている節分草(絶滅危惧種。戸倉駅の裏山に生息)のレクチャーを受けました。生徒はとても感激していました。
作家の圓井義典さん。天狗の巨像が立つキティーパークまで生徒と散歩。天狗が登場する作品、どうなるのでしょうか?
信州大学教育学部の木村仁先生と千曲市社会福祉協議会の下条さん。鋳金による万葉公園歌碑のワークショップを行うための打ち合わせをしていただきました。実施に生徒といっしょに公園まで行って打ち合わせをしていただきました。
そして、アサヒアートフェスティバル事務局の芹沢さんが来校されました。鈴木実行委員長の接待でくまなくとがびの活動状況を視察されていました。授業の最後には、芹沢さんから生徒に対し「ゼロから全部自分たちで起こして完成まで持っていっているということは素晴らしいこと」とお話をしてくださいました。外部の方、しかもアートプロジェクトを数多く手がけられている芹沢さんからの評価に生徒も大満足の様子でした。
※芹沢さんによる戸倉上山田中学校訪問の文章が「AAF事務局通信」8/29の項に掲載されています。