門脇です。
戸倉上山田温泉が一年で一番輝く日「温泉祭り」をテーマとした「温泉祭りプロジェクト」を担当しています。
担当キッズ学芸員のみなさんより、インスタレーションを展示する中庭のサイズや教室の状況などのご報告があり、さらに今週末には千曲市観光協会のご協力で、「温泉祭り」についてのトリビアを採取しにいく手はずとなっています。
以下、レターです。
2006年9月1日
温泉祭りプロジェクト・レター2
温泉祭りプロジェクト・キッズ学芸員のみなさん
門脇 篤
とうとう「とがび」も来月にせまりましたね。今週末には千曲市観光協会のご協力で「温泉祭りトリビア」をさがしに行くとのこと。期待しています。
できれば9月の総合の時間でそれを一枚のプリントか一冊の冊子にまとめ、「温泉祭りプロジェクト」の説明(みなさんのオープニングやグランド・フォールズの予想図など)とともにまとめてもらうと、後々まで残るものができていいと思います。当日はそれを展示教室だけでなく、入口で配ったり、廊下にはったりして展示教室まで誘導しましょう。
私の方の準備状況を報告します。今のところ中庭で行う空中傘下「グランド・フォールズ」のためのバスケットづくりをしています。
先日送った「レター1」に加えて、もうひとつ調べてほしいことがあります。会場の第二美術室のようすを①簡単な図と②数枚の画像(壁や天井のようすを中心に)にして送ってほしいのです。
当日この教室は、暗幕で暗くし、「オープニング・フォールズ」を行って、その後はできたものを作品として展示しますが、それにライトをあてて、これまでにない毛糸のインスタレーション作品を「とがび」で発表したいと考えています。ライトは演劇用のライトがあるそうなので、それを3つ用意してもらい、赤・青・緑の光の三原色をあてます。するとおもしろいことに赤・青・緑と影が3つできそれぞれかさなったところがまたいろいろな色になります(右の写真では2色しか見えませんが)。もちろん影だけでなく、毛糸自体も発光体のように光ります(光をあてる毛糸はすべて白いものを使います)。そこで教室を暗くする一方、ライトをあてる先の壁を白くする必要があります。これはシーツなどで白くすればいいかと考えています。どこにどのように光をあて、どこをシーツで白くし、どこで毛糸を落下させるかを考えておくために、資料の方、どうぞよろしくお願いします。
それでは来月を楽しみにしていますねー