信濃美術館「やねうら美術館講座」〜子どもも、中高生も、おとなも

中平です。長野県信濃美術館「やねうら美術館講座」も、今日最終回が行われ、60名(過去最高記録!)の参加者が作品作りを行いました。園児、小中学生、高校生、一般の方々が、「暗闇」に展示をするというコンセプトだけで一緒に作品つくりに熱中しています。これはすごいことです。
この講座は、講師である私が何か特別な作り方を教えるわけではなく、ある一定のルールを決めて、参加者が自由に作る講座です。「自分にもできそう」と感じているからなのでしょうか、これだけの異年齢集団がみな迷うことなく作っているのは、驚くべきことではないでしょうか。発達段階や、習熟度別という言葉が、教育現場には存在しますが、美術やアートには、関係ない場合もあるのですね。

写真は、お父さんと子どもさんが共同制作した「飯綱山の初日の出」。