長野市立東部中学校美術科教諭です。今回のやねうら美術館に授業の一環として初参加しました。選択授業履修生36名の作品を全て展示しました。暗闇という環境、五感を使っての制作ははじめてでした。生徒たちは、時間が限られる中、時を忘れ、手を汚し、服を汚し、教室を汚し、制作に没頭していました。中には、形にならないものもありましたが、全ての作品を展示しました。形にならない不完全なものこそが中学生そのものだからです。キレイなもの、夢の世界、奇妙な世界、様々な発想で作品が生み出されました。やねうらでは全ての作品が輝いていました。制作の姿、生徒の様子を知っているだけに、作品に様々な思いを感じました。鑑賞された多くの皆様にも、今の中学生の気配や思いを感じていただけら幸いです。生徒たちの作品に光を与えてくださった鑑賞者の皆様、信濃美術館に感謝します。