戸倉上山田中学校の中平です。本格的に授業が始まりました。3年生のグラデーションマジックでは、ジョージア・オキーフと菱田春草の比較鑑賞から入ります。最初から作者名、題名も提示していますので、型にはまったイメージでとらえてしまうだろうと思いましたがオキーフの「アイリスの花」では、「目に見えるところがある」「鳥にみえる」なんていう感想もありました。逆ダビンチ効果とでもいうのでしょうか。花だとわかっていながら、違うものをみようとする生徒達。恐るべし・・・。2作品の共通点で「描きたいものだけしか描いていない。」という意見も。たしかに余分なものはない。この授業でおさえるのは、グラデーションとクローズアップなのですが、生徒の様々な発言には「なるほど、そうきたか」と感心しております。
この授業では、このあと写真でクローズアップしたグラデーションをつくりました。