櫻ヶ岡中学校の中平です。3年必修授業「グラデーションマジック」の、小単元「写真DEグラデーション」を紹介します。グラデーションを使って美しい絵を描こう!がこの単元のねらい。その導入単元で、デジカメのピンぼけ画像を応用し、グラデーション写真を撮影しました。折り紙をうまく組み合わせて、こんな写真が撮れました。
何枚も撮ってみると、生徒は、折り紙だけでなく、身の回りの文房具などにも色を発見し、使おうとします。
上の写真では、生徒は、緑色のはさみを折り紙と一緒に使いました。
単なる折り紙ですが、生徒は、イメージしたグラデーションを作るために、折り紙を小さく切ったり、積み重ねたり、束ねたり、工夫します。それは、一人一人多様です。
一時間の授業終了。生徒の感想もまさに多様でした。
「似たような色を並べるよりも、反対の種類の色を並べるほうが色の特徴が出る」
「同じような色の折り紙を使っても、一人一人違ったグラデーションになった。」
「グラデーションにも、人の心が表れている」
「同じ色を使っても、紙を置く場所を変えるだけで奥行きが出たり、明るくなったり、大人っぽくなったり。色は面白い」
「みんなとは違う作品にしたかったので、折り紙をごみのようにくしゃくしゃにしたら、見た目は変だけど、面白い写真になった。きれいだった。」
「自分で思った以上に良い作品ができました。普通の折り紙が、クローズアップすることで、こんなにもきれいになるとは思いませんでした。」