さくらびレポート126〜「五感でアート展」開幕!ギャラリートーク一日目報告

今日から、長野県小布施町・千曲川ハイウェイミュージアムにて「五感でアート展」が開幕しました。午後一時からは、選択美術受講生徒の一人・小島君が来館し、ギャラリートークを行いました。
 緊張で表情が多少硬くなっている小島君。はじめての経験なので、何回も言葉を繰り返し練習しています。初めてのトークは、館の職員のみなさんに対し練習のつもりで行いました。「難しいですね」さかんに、小島君の口から出てきます。

5人目のお客さんは、新潟の長岡から来られたそうです。小島君の説明に素直な反応を示してくれて、あっという間に全ての作品の解説を終了しました。「作者と私の感じたことが違うんだね」と言うお客さんの言葉に、小島君は「見た人によって感想が違うから面白いと思います。」と素晴らしい反応をしました。「君は、美術でどんなことが得意なの?」「僕は、アイデアを考えるのが好きです。」とはっきり答えています。

トーク終了後の小島君の話ですが、この長岡のお客さんは、とても話しやすくて本人の満足感があったようです。それまでは、どうやって言葉をかけていったらいいかわからなかったそうです。

夕方になって、教頭先生がご夫妻で来館されました。小島君、いきなり「教頭先生、櫻中美術館はできないのでしょうか?」という鋭い質問。私・中平もまだ口にしていない言葉です。小島君は、その後、帰りの車の中で、とがびの様子を詳しく聞いてきて驚きの表情を浮かべていました。
 また、小島君の今日の反省として、「もうちょっと工夫して、お客さんを呼びたい」と言っていました。「テレビにも取材にきてほしい」とも言っていました。今度の火曜日に選択の授業があるので、みんなで手紙を書いたり、ポスターを分担したりして、工夫してみるのもいいなあと思いました。とにかく、小島君、初めての経験でしたが素晴らしい活躍でした!
 次は10月21日日曜日・午後1時から3時までです。