さくらびレポート148〜すでに櫻ヶ岡中は美術館だ

櫻ヶ岡中学校の昇降口は、アートな空間になっています。「スポットライトをつけると雰囲気かわりますねえ」と声をかけてくださる先生方。すでに櫻ヶ岡中学校は美術館になっています。
「大阪か!!」という題名のたこ焼き作品を展示した生徒は、日記で「自分の作品を展示した。スポットライトで照らすとかっこよくなった。いろんな人に見てもらいたい」と書いていました。

今日、私は午前中授業がなかったので、ずっと昇降口で展示作業の仕上げをしていました。すると、今まであまり話したことのない先生や、来校された保護者の方が話しかけてくださいます。別の先生は、通りかかって、「そういえば、例の件だけど・・・」と仕事の話をしてくださいます。ある先生は「実は私は、美術ファンで・・・・」と思わぬ真実を語られました。昇降口にずっと二時間以上いるってことはほとんどなかったので、居座って作業するということは、いろいろな人と思わぬ会話になるものだなあと実感しました。これがたとえば校外で、しかも商店街などでなにか展示をしていたら、もっといろいろな見知らぬ人と会話がはずむのでしょう。そういったつながりを、AAFなどのアートプロジェクトをなされている方々は求めているんじゃないのかなあと思いました。