さくらびレポート158〜前期「五感でアート」講座終了

今日、2年選択美術の前期が終了しました。来週からメンバーが一新し、後期が始まります。今日は、五感でアート展の作品を昇降口から撤収し、まとめを行いました。写真の通り、いつもの昇降口に戻りました。

 授業の最後に、生徒に授業をうけて学んだことや、楽しかったことをアンケートに書いてもらいました。すると、講座が始まった5月と比べて生徒の意識に大きな変化があることがわかりました。

ある男子生徒は、講座スタート時の5月に、次のように記しています。
「美術はそんなに好きじゃないけど、楽しそうで、美術が好きになれそうだから選んだ」その生徒が、千曲川ハイウェイミュージアムなどの展示を経て今日は感想に、
「楽しかったことは、輪ゴムの作品を作ったこと。雑音オーケストラ。みんなと楽しく過ごした時間!!美術の楽しさ、おもしろさ、いい作品をすごいと言うこと」と書いてありました。この半年間の充実振りが文章から伝わってきます。

ある女子生徒は、5月にこんな気持ちを書いています。
「美術はあまり好きではありません。でも、五感でアートをやって、美術のいいところを見つけようと思ったから、選択しました。」
その生徒が今日は、次のような感想を書きました。
「この選択美術を通し、普通の授業とは違う美術を学ぶことができ、良かったです。美術は楽しく作品を作るということを学習を通しわかりました。何かにしばられてやるのではなく、自由に自分のアイデアを出しながらやるといういい経験ができました。少し美術に対する気持ちが変わりました。ありがとうございました。」

最後に、小布施でイスの作品を展示した女子生徒の今日の感想です。
「みんなで協力して作ったことが記憶に残っています。作った作品で楽しんでいる人がいるって、すごいうれしいことなんだなあと思いました。お客さんが「いい」「おもしろい」といってくれたことがうれしかったです。作って良かったなあ、もっとおもしろいものを作りたいなあと思いました。」「学習を通してわかったことは、とても美術はおもしろい!ということです。美術といえば、絵とか彫刻とかそういうイメージがあったけど、びっくりばこを作ったり、とても楽しかったです。アイデアが形になっていく、ということは快感でした。あおれを自分で楽しんでみたときは「こんな感じだったんだ」「もっとこうしよう」というのが出てきて、とても楽しかったです。美術って、こんなに楽しいんだということがわかりました。」

来週から後期が始まります。後期は、リサイクルプラザと共同して「廃材アート2008」を行います。これまた楽しみです。