櫻ヶ岡中学校の中平です。2学年選択美術アートボーイズ&ガールズは、すでに新たなステップに向けて制作を開始しました。廃材アート2008終了後、10時間ぐらい授業数が残っていました。私の自宅へ小布施玄照寺の境内アート事務局から、さくらびキッズへの作品出品依頼が来ました。生徒に「どうする?やってみる?」と尋ねたところ、「やるやる!!」と圧倒的意志表明。五感でアートの細かい計画的な授業は封印し、廃材アートに続いて制作に再突入しました。
まず考えたことは、作品製作コンセプトです。「なぜ、お寺なのか」という展示場所にこだわった制作が中学生が興味を持って取り組みにはどうしたら良いのか。
お寺+廃材+五感でアート====?
思いつきました!!「一度死んだもの達(廃材)が、お寺で、私の中を通って(第6感)甦る」というコンセプトです。お寺と、廃材、五感でアート、全てクリアしています。生徒たちに話したところ、「やってみたい!!」という返事。こういった経緯で、現在は10時間けけて通称「よみがえり展」の作品つくりにがんばっています。
写真は、卵の殻を使った小さくてかわいらしいオブジェ。まさに新しい命というイメージです。
男子グループが捨てられる運命の大量な紙コップで、塔のような「お墓」を作りました。何回も作っては壊しながらイメージを固めていきました。最後は意見がまとまって、写真のような形に。本番はもっともっと天井まで高くするそうです。
女子はダイナミックです。使われなくなったベッドの素材をのこぎりで切ろうとしています。使っている素材が手ごたえ十分ですね。
境内アートは、4月中旬に開催されますが、われわれは丁度修学旅行中です。それでも、作品を展示しようというすごい意気込みで制作中です。とにかく、すごい熱気!!