「朽ちるか。落ちるか。おかしくなるか。」という作品。壁から怪しい顔が3つでています。彼の最初の計画ではオペラ座の怪人をイメージしていました。石膏で試行錯誤しながら面を作るうちに何個かの面ができました。それぞれの面に味わいがあり、メッセージがあったようです。どのように作品にするのかと思っていましたが、なるほど戸上中生です。未来にむけてのメッセージではないことを祈ります。
この作者は、とがび2007で、「ヲタクの部屋」を作り出したメンバーの一人です。置くのではなく壁にと展示方法にもこだわっていました。作品の見せ方までこだわるのは、やはりとがび経験からでしょうか。