2年生の生徒が必修授業の「未成年の主張」を制作しています。誰もいない美術室で一人、制作に没頭しています。面相筆を使ってはみ出さないように真剣に描いています。桜吹雪が舞うように一枚一枚丁寧に描きました。主張は、「どうせ、散りゆく命なら、自分のために散らすより、貴方のために散らせたい。」中学生にしては、おもーい主張です。桜吹雪が舞っていましたが、命を散らさぬように、自分を大切にしてほしい。
そして、次の日、彼は、家で、もうひとつ作品を作り持って来ました。美術の世界の中で、ルールを守って表現している姿に心を打たれました。