Nプロジェクト〜さくらびレポート217 卒業制作・夢展2008 開館!!

櫻ヶ岡中学校の中平です。今日から、本校第三音楽室にて、「卒業制作・夢展2008」が始まりました。3年生の最後の授業は、この展示鑑賞で幕を閉じます。入り口の美しい看板は、美術部員1年生が描きました。

「おー、すげー」というため息が、どの生徒も入室第一声です。それもそのはず、音楽室とは思えない真っ暗な空間と、作品を映し出す20数本のスポットライト。「美術館みたいだ」という声も聞こえてきます。

暗い空間でスポットライトを点けると、圧倒的に見る力が発揮され、どの生徒も作品を見続けてしまいます。それは、どの作品の魅力も引き出されているからに違いありません。この「見たくなるような空間演出」こそ、これから鑑賞学習の比重が増える図工美術教育に必要になってくるはずです。いかに「見たい気持ち」を生む演出をするかがポイントです。

鑑賞の最後には、全員一枚のポストイットに感想やメッセージを記入して、黒板に貼っていきます。これも鑑賞の楽しみの一つですね。