夜楽塾「学校を美術館に」@長野県茅野市・茅野市民館

中平です。3月8日、長野県茅野市・茅野市民館2階アトリエにて、中平が講師としてNプロジェクトの取り組みを発表してきました。
 茅野市民館が定期的に行っている「夜楽塾」は、文学の研究者や音楽の専門家などを呼び、講演をする取り組みで、今回私はとがびアートプロジェクトを通した中学生の活躍ぶりや裏話をすることにより、地域や学校とのつながりの可能性について発表しました。会場には、年配の方や地域の作家、教師、学生さんらしき若者達など、30人以上が集まってくださいました。2時間という長い時間を頂いたので、前半にとがびの経緯と考察、後半は私が学校の美術に時間に行っているNスパイラルについて発表をしました。内容的には、当然学校関係者の皆さんに聞いていただきたい内容だったのですが、アートプロジェクトに関する内容では地域や美術館関係者、作家の皆さんに聞いていただきたい内容でした。聞き方によっては、広範囲への応用も考えられる内容だったと思います。終わりには、開場に集まってくださった方々とお茶を飲みながら質疑応答の時間をとることが出来ました。おおむね、好評でよかったと思いました。招いていただいた市民館の皆様、紹介してくださったカコアの徳永さんに感謝申し上げます。

写真は、茅野市民館の見晴台から見た風景です。とにかく、八ヶ岳をすぐそばに見るロケーションが素晴らしいです。しかも、茅野駅のすぐ隣に建っているのです。市民館という名前の通り、美術館、図書館、多目的スペースがとても充実しており、様々な人々が行き交っている雰囲気が面白いと思いました。いろいろなことに活用できそうな空間で、長野県内でも活動してみたいと思いました。
 また、開場に来られていた茅野市内の小学校の先生方が、ながのアートプロジェクトに興味を持ってくださり、ながのアートプロジェクト2009が行われれば、参加してくださるそうです。がんばろう!!