櫻ヶ岡中学校の中平です。今日で今年度の美術に授業は全て終了しました。その最後が選択美術の授業でした。2年選択美術「五感でアート」では、廃材アートに続き、小布施・玄照寺で行われる「境内アート」に、「よみがえり展」という作品展示を行います。さくらびキッズは、とても意欲的に様々な発想でアートを生み出しています。まだ完成していない作品もありますが、いくつか紹介したいと思います。
写真は、題名「チャリサン」。赤いサンダルですが、自転車のタイヤと捨てられた材木、造花を使い、センスの良いサンダルに仕上げています。自転車のタイヤでサンダル・・・・大人に思いつきますか??
廃紙コップで塔のような作品を作っている男子グループ。題名「紙コップの復讐」。捨てられた紙コップが、「まだ使えるぞー」と人間に復讐しようとしているのでしょうか。とても独創的なねじれ状の形態が魅力的です。完成したらスプレーなどで着色をするそうです。この作品の背丈は、男子生徒の身長と同じにするそうです。その話を聞いたとき、私の実家近くで今も地域の信仰を集める「ぼたもち山」を思い出しました。ぼたもち山では、願いをかけたい人の身長と同じ名があの矛を奉納すると、願いがかなうと言われています。中学生おそるべし・・・・。
題名「小さな命に願いをこめて」。ダンボールで作っているのは、おままごとセットです。死んでしまった小さな子どもさんの命が、おままごとセットで遊べるように、というのが作者の願いです。ちょっと怖いですね。お寺に展示したら本当に遊びに来るかもしれませんね。大人に、この発想できますか??