Nプロジェクト〜さくらびレポート6 Nプロジェクト、七瀬通り商店会と面会

櫻ヶ岡中学校の中平です。今日、七瀬通り商店会のみなさんと面会することが出来ました。
 私が戸倉上山田中学校時代、ここ七瀬で「ながのアート万博」という地元アーティストを中心とした取り組みが行われており、「七瀬」の名前はよく知っていました。商店街のショーウィンドウに作家や地元の方々が作品を展示しているという話をお聞きし、戸倉上山田にはない雰囲気をうらやましくも感じていました。そして、昨年4月、七瀬のお膝元である櫻ヶ岡中学校に転勤することが決まり、運命的なものを感じていました。今日の面会は、起こるべくして起こったという意外にないのではないでしょうか。
 今日は、七瀬にある「道の駅」で、午後二時から行われました。集まってくださった方々は、竹内区長さん、中村商店会長さん、木藤副会長さん、商店の代表の小坂さん、七まる美主宰の渡邊さん、作家の酒井さんです。区長さんらが一同に会するのは極めてまれなことだということです。わざわざ時間をとっていただいたことに感謝です。

さくらびアートプロジェクト2008を始めようと準備をしています。このプロジェクトは3年選択美術の受講生徒を中心に美術製作をする講座です。前期は「学校を美術館にしよう」をテーマに活動し、後期は「七瀬商店街を美術館にしよう」というテーマで行うつもりです。その中で、地域との連携が不可欠であり、前期も後期も是非、七瀬通り商店会に協力をお願いしました。
 お集まりくださった皆様にはとてもよい反応を頂きました。中学生が学校から授業で徒歩で訪れ、空き店舗などを作家や地域の方々とアート空間に変えるということも実現に一歩近づいた気がしました。
 とがびアートプロジェクトで私がやり残したことは、地域の方々にねらいを説明し、町に作品が出て行くということでした。さくらびアートプロジェクトでは、是非実現させたいと思っています。七瀬のみなさま、どうぞよろしくお願いします。