Nプロジェクト〜さくらびレポート25 よみがえり展「ちいさないのちに」

櫻ヶ岡中学校の中平です。4月、小布施玄照寺で行われた「境内アート」での「よみがえり展」出品作品を紹介しています。お寺が展示会場ということで、第六感を働かせる作品が多い中、特に秀逸な作品「ちいさないのちに」を紹介します。
 この作品は、ダンボールを主な材料とした「おままごとセット」です。スイッチが動いたり、ボタンが押せたり、いろいろなパーツが実際に動くようになっています。引き出しを引っ張ると、骨だけの魚が現れます。まさに、生まれてこなかった小さな魂が楽しく遊べるよう工夫している作品です。

会場では、小さな子ども達がお友達を連れて喜んでいる姿が見られました。お寺ならではの作品です。なお、この作品の作者は、演劇部に所属していますが、「舞台での小道具として使いたいです。」と、その後の使い道も考えているようです。ますます秀逸です。