Nプロジェクト〜さくらびレポート36 「最後の晩餐」の魅力

櫻ヶ岡中学校の中平です。さくらびプロジェクト情報が最近多かったので、必修授業の様子を報告します。新入生が始めに鑑賞する絵画は「最後の晩餐」です。題材名は「ルネサンス2008」です。レオナルドダヴィンチのこの絵画は完成後500年たった現代の中学生にも強力なオーラを発しているようです。最後の晩餐を見て、生徒はユダは誰なのか探すのですが、中学生ですら真剣な探偵に変えてしまうその魅力。ある中学生はこの絵画を見て「ユダは一人だが、共犯者がいる。その理由は・・・」と自説を述べました。またある生徒は「ユダは一番ワインが少ない人だ。自分に配られるはずのワインが少ないという不満で、イエスへの憎しみを象徴している」これらはすべて12歳の中学一年生の発言です。すばらしい絵画は見る人を芸術家に変える・・・という言葉を聞いたことがあります。
 「先生、次の授業いつあるの?」レオナルドダヴィンチのおかげです。