Nプロジェクト〜上田西高校アート部から「とがび」へお手紙が!

櫻ヶ岡中学校の中平です。今日、上田西高校アート部の皆さんから、とがび感謝のお手紙を頂きました。上田西高校アート部は、メガとがび2008で「ジェンダー」をテーマにした作品と、中庭でダイナミックなグラフィティー制作ライブを行ってくれました。そのはつらつとした制作は、さすが高校生という驚きと衝撃を与えてくれました。丸子修学館高校とはまた違ったスピード感と爆発感あふれる作品でした。
 

手紙には、大量の文字があふれ、とがび参加の感激が伝わってきました。まず、依田部長の手紙を掲載します。

私は、とがびに参加hして、印象に残ったことがいくつかありました。まず、私たちの「ジェンダー」の作品を見て、「美術っていくのは、自分の感性だけを表現するんじゃなくて、こういう社会問題までも訴えることができるんだね。」と言われたことでした。今回の作品を作るにあたって無知だった私たちは、「ジェンダー」という言葉を調べることから始まりましたが、いろいろ調べたり、部員で話し合ったり、親と話して学んだことは、とがびが終わってしまって終わりということは決してなくて、20歳になったとき、結婚した時、子供ができた時、常にジェンダーについて考えることをやめないでいこう、と思いました。
 そして、柿崎順一さん(フラワーアーティスト)に言われた「もともとある素材を自分が手を加えることによって、元ある姿よりどう美しくするか」という言葉は、本当に衝撃を受けました。今回の作品は、針金の性質を十分に引き出し、私たちが手を加えることで美しく見せることができたか。美しくなくても、見た人の心に印象を与える作品ができたか。と、今でも思っているし、これからも何か作ったり描いたり、描いたりするたびに自分に問い続けると思います。
 今回、中学生の作品や、マルビ(丸子修学館高校美術部)の作品、プロのアーティストの作品や大学生の作品、様々な物が見れて、一日中新鮮な気持ちでいました。そして、いい刺激をたくさん受けることができました。人に見せる美術というのは、すっごくおもしろいものだと改めて実感しました。私の「とがびに参加したいです!」という何気ない一言から、こんなにいい経験ができるとは思いませんでした。ライブペインティングも快くやらせてくださって、ありがとうございました。後輩たちには、とがびでの衝撃を忘れずに、これからもアートを楽しんでいってほしいです。考え方の違う16人で一つの作品を作ることは、壁もあったし、大変でしたが、本当に参加できて良かったです。本当に本当にありがとうございました。来年も再来年も絶対とがびに遊びに来ます!!

次に、男子部員の感想です。

西高美術部として、最後の活動が終わった。最初、美術部なんて、剣道が終わってただ絵を描く場所を求めて入った何の活動も、感動も期待ひないただの文化部だった。だけど、最後の活動を終えた時、そんな考えはみじんも残っていなかった。いつ考えが変わったのかは分かんないけど、みんなで創る楽しさ、協力しあったときの勢い、出来上がったときの感動、達成感や満足感なんかがそこにあると分かってた。気がする。最終的に、変な人たちが、変なこと考えて、変な活動していただけなんだけど、妙に楽しかった!もうみんなで何も創れないし、同じ感動を味わえないけど、すごい濃い思い出になった。ありがとう!!