さくらびレポート181〜1学年必修授業「触ると気持ちいい石鹸」作品紹介

櫻ヶ岡中学校の中平です。あさってから3学期が始まります。今まで、プロジェクト中心に中学生の素晴らしさを伝えてきましたので、今までの必修授業の作品を少し紹介したいと思います。
 1学年は、5時間という短時間で、「触ると気持ちいい石鹸」を行いました。詳しくは過去のブログ記事を見ていただくとして・・・、触ると気持ちよさそうな形をイメージして、ひたすら牛乳石鹸を削ったり、磨いたり、彫ったりしていくのです。「感触」がテーマです。

 写真は、見たとおり「三日月」をモチーフにしています。形や磨き方も素晴らしいのですが、もっとすごいのは、作品鑑賞会のとき、写真のように「太陽光」を意識して展示してあったことです。つまり、影が満月の形を補っています。光を意識に入れているなんて、恐るべし!です。

見たとおり「鼻」です。石鹸の四角い形から、「鼻」をイメージするなんて、現代作家のようです。

今年度、最高に手が込んでいる作品です。「カエル」です。実はこの作品、かえるのお腹も作りこんであり、ざらざらしています。「つるつるだけじゃなくて、ざらざらの感触も作りました。」と作者。小さな指を作りこんであるところが、リアリティーを演出していますね。