さくらびレポート219〜廃材アート作品紹介①「月へ帰ったかぐや姫」

櫻ヶ岡中学校の中平です。廃材アート2009に展示されているさくらびキッズの作品を紹介します。

 作品名:「月へ帰ったかぐや姫」
 使用材料:布、筒、自転車部品、発泡スチロール、ダンボールなど

月のクレーターを思わせる黄色いへこみに足を入れると、ふわふわしたいような感触を味わうことができます。周囲にぶる下がった竹を思わせる筒もふわふわ動いていて、無重力状態を感じることができます。中央には、巨大なうさぎのオブジェ。そして、自転車部品を組み合わせたユーモラスな「宇宙人」オブジェ。
昨年度の作品がシンデレラだったため、今年はかぐや姫にしたようです。様々な素材を使い、その楽しさと難しさを感じたようです。

月の周りを公転しているのが、「お盆UFO」。その人間味あふれる動きに誰でも共感してしまい、「がんばれ!」と声をかけたくなってしまいます。

今回、動きのある作品を科学部の協力により展示しました。とっても良かったです。美術系の発想を広げるには、科学の力も必要だと感じました。この作品を見て、生徒と「みんなで声をかけると進んでいくロボットを作って、学校中をレールで繋げたらおもしろいね」と話をしました。次につながりそうです。