櫻ヶ岡中学校の中平です。3年選択美術のキッズ学芸員が取り組んでいる「さよならアートプロジェクト2009」。先日は卒業生の方をガイドに校内ツアーを行いました。それは、一種のリサーチだったと考えます。キッズ学生いが、卒業生の方とお会いして、卒業生の方はどんなことや場所に興味を示すのかを調べるリサーチだったと思います。この活動と並行して、実は生徒の各家庭で「5人に聞きました」というリサーチも行いました。家族や近隣の方々に「どんな展示があるとおもしろそうですか」と5人以上にアンケートをしてくるのです。生徒は、父、母、おじいちゃん、兄弟、近所の方々など様々な方にアンケートをしてきました。それを見ると、どの家庭もこのプロジェクトに興味をもってくれていることがはっきりわかります。そして、発想が素晴らしいです。たとえば、ある家庭ではおじいちゃんが「海底を探検してみたい」と答え、おばあちゃんが「童話の世界に入ってみたい」と答えています。学校の校舎とは関係ありませんが、なんともイメージがあふれます。また、ある生徒の近所の方は「久しぶりにテストを受けてみたい。せkっかう学校なんだから」と答えています。発想が、大胆で面白い。学校にいつも生活している私たちとは視点が違うことがよくわかります。ここまで突飛な発想もおもしろいと思います。