いざ、京都造形芸術大学へ!!

マルビ部長の小林です。

戸上中を卒業してからあっという間に2年半・・・
自分も高校3年生になり、いよいよ大学受験に行ってきます!!

志望先は京都造形芸術大学(以下、京造)の「アートプロデュース学科」

この学科は、今までの美大は「作り手」の育成を行ってきたことに対し、
現代はその作り手の作品を「プロデュースする人材」を求めているという理念の下に
設置されたといいます。

ふふふ・・・明らかに「とがび」の影響を受けちゃってますね、自分。(笑)

とはいえ、今でも「とがび」を経験できたことは「人生のターニングポイント」だと、
確信しています。

「アートで世界を変えられるか。」
「アートで人生を豊かにできるか。」
・・・常にそんなことを考えている毎日。

実は中学1年生の頃、自分はイジメを受けていました。
まだ同じクラスにそんなに友達もいなかった時期なので、相談できる仲間もいない。
家族に話しても、「言い返すぐらいしてごらん」とあまり納得できるような答えもなく・・・

美術の時間、そのモヤモヤを作品にぶつけました。
美術で自分の中の「叫び」を表現できたことで、色々な意味で今ここに「生きている」ことができるのだと思います。
たぶん、それが今の自分を支える原動力なんでしょうね。

イジメ自体は2年のクラス替えで収まりました。
ですが、その時感じた「イジメ」や「家庭問題」など・・・現代日本が抱える
教育問題についての関心は自分の2,3年の作品にも影響しています。

3年次には、選択美術の授業で制作した作品を
とがびに出展させました。

「学校」という場で「生徒」が「教育」を皮肉った作品を展示するというのは、
周りの皆さんはどんな気持ちで見ていたんでしょうね。(笑)

ちなみにそれは参加型の作品だったのですが、多くの皆さんが「自分なりの意見」を残していってくださいました。

「自分の考えた作品に、人が『反応』してくれる」

その感動は、今でも心に強い衝撃を残しています。

「美術は『道徳』(の授業)になりえます」

美術の力は無限大です。
アートの力で、この世界不況を抜け出せることもできるはずです。
アートの力で、教育界を救うこともできます。
アートの力で、人生を豊かにできることだってできます。

とがびで授かった「アートの可能性」。

これから僕の人生で、日本中の皆さんに・・・
いや、世界中の皆さんに・・・色んな「可能性」を見せていければいいなぁ
と、強く想います。

長々と失礼しました。
受験、頑張ってきます!!