とがびレポート52 〜とがびの残したもの・・・〜

とがび一期生
マルビ部長の小林でござーい。

ん〜・・・準備の様子もお伝えしたいのですが、そこまで手が回らず申し訳ないです・・・
とはいえ、いよいよ始まりました「とがび2009」!!

作家さんやキッズ学芸員達の作品はもちろんですが・・・
今日の目玉はなんと言っても「パネルディスカッション」でしたね!!

◆キッズ学芸員
◆とがび卒業生(ちなみに僕です。)
◆保護者
◆作家

の4名をパネラーに、司会者には美育文化という教育雑誌の編集長・穴澤さんをお迎えされていました。

なんと始まる前からパネラーの作家さんが予定時刻に間に合わないというハプニングもありましたが・・・なんとか時間内には到着されて、皆さんと様々な意見を交えることができました!!
(ちなみに遅刻の理由は・・・東京から長野に向かっている途中でシルバーウィークの大渋滞に巻き込まれたそうで、急遽途中で車を捨てて新幹線と電車を乗り継いで到着されました!!・・・お疲れ様です。)

肝心の内容はというと—
それぞれの立場からみた「とがび」の意義や、「美術」の必要性などなど・・・

個人的に印象に残ったのは
『とがびとコミュニケーション能力』についての話題でした。

今までは「とがびという企画そのものが自分のコミュニケーション能力を育てた」と思っていたんですが・・・皆さんと意見を交えてみると、少しずつ「とがびはコミュニケーションをする『機会』を与えてくれている」のかなぁという思いにたどり着きました。

つまり—
「コミュニケーション能力が”ない”中学生に、『とがび』がコミュニケーション能力を付与する」のではなく・・・「もともと中学生には一定のコミュニケーション能力があり、更に『とがび』で不特定多数の人達と関わることにより、その能力が鍛えられる」といったところでしょうか。

どうしても閉鎖的な空間になりがちな「学校」という場において・・・とがびで様々な世代・様々な価値観の方と『アートを通して』コミュニケーションを取る(意識を共有する)ことで、元来あったコミュニケーション能力に”幅”が出てくるんじゃないかということですね。

む〜・・・今回は大人の方々も加わっていらっしゃったので、キッズ学芸員の皆にとってはちょっと難しい内容だったようなパネルディスカッションでしたね。

だから今度は「子供だけのパネルディスカッション」があってもいいんじゃないかなぁと思っています。
もちろん緊張もあったからだとは思いますが・・・若干、大人達の影に隠れてしまったような中学生だったので、「キッズ学芸員」という存在の面白さや彼女達の生の声が半減してしまったのかもしれません。

とはいえ、パネラーとして出席していた子は「最強のキッズ学芸員」と言われているだけあって、質問に対して真剣に応える姿はキラキラ輝いていました!!

ちなみに今回の内容は美育文化に記事として特集されるようです。
気になる方は要チェックですね!!
恐らく、またブログでお知らせが載ると思います。

ぅう、寝る前なので文章が変だったらすいません・・・
明日はいよいよ最終日!!

皆さん是非是非、お越し下さい!!

今回の写真は、後日アップしまーす・・・