Nプロジェクト実行委員会代表の中平です。昨年度から参加してくださっている上田西高校美術部を紹介します。上田西高校は独特のインす多レーション作品を展示し、高校生の今考えていることをストレートに表現する作品が魅力です。
今年は、3つの作品を発表してくださいました。教室を真っ暗にし、ろうそくを並べた作品。ろうそくの揺らめきや、かすかに香る炎。水がコップに張られていて、美しい形を床に現しています。「光の美しい形を表現しました」と部員の方は言っていました。こういった作品も中学生に見せたい作品の一つです。

隣の教室は一転して明るい雰囲気。空想の学級をイメージした作品。それぞれの机には、花と陶器があり、その机で生活している架空の生徒の性格などが、文章とともに表現されています。そのコンセプトがとても面白いのですが、時間によって、授業中になったり、休み時間になったり、姿を変えていきます。高校生ならではの発想。「来年は卒業式を表現してみたい」。発想がどんんどん広がっていきます。
