さくらびレポート184〜七瀬まるごと美術館作品紹介④「男一代サンタクロース」

櫻ヶ岡中学校の中平です。七瀬まるごと美術館作品紹介をします。

作品名「男一代サンタクロース」。男子7名のチームが作りました。

初め、人体彫刻のチームと、トナカイ製作チームは全く別々でした。しかし、同じような場所に展示しようと考えていたと言うことと、人体がトナカイの上に座っているという形ならば、お互いの作品をより生かすことができる、と考えた彼らは、コラボをすることにしました。

人体は、新聞紙や模造紙を固め、黒ガムテープでつなぎ合わせると言うシンプルなもの。筋肉や骨格をしっかり作ってあります。トナカイは、木製の椅子を解体し、再構成しました。今までにないくらい男子が協力してにぎやかに制作した作品です。

もともとの展示場所が喫茶店の前だったため、サンタがコーヒーを飲み、鑑賞者はサンタと一緒に椅子に向き合って座ると言うねらいを持った作品になっています。ただし、展示当日、予想以上に大型になってしまったため、喫茶店の持ち主の方が、「お隣に展示したらどうか」と便宜を図ってくださり、ここに展示することになりました。生徒と地域の方々のコラボにより完成したのです。