さくらびレポート227〜美術部「廃材アート2010」&「暗闇美術館」

櫻ヶ岡中学校の中平です。2月は美術部にとって、最も活気がなくなる時期かもしれませんが、櫻ヶ岡中学校の美術部は今が一番忙しいです。なんといっても、今月二つのイベント出品が重なっているのです。
一つは長野市リフレッシュプラザ主催の「廃材アート2010」。美術部としては今年で二回目の出品。今年は、改築される校舎の廃材を使って、思い思いの作品、5点を出品します。
写真は、古い時計と、校舎廃材の蛇口。絶妙な組み合わせに笑みがこぼれます。まだ未完成なので、完成が楽しみです。

校舎の中に、うずもれていた古い楽器。多分、美術などの絵画モチーフだったのでしょう。気がつくと生徒がパステル調の絵の具を塗っていました。快調にアッサンブラージュしましたが、重量が重く、移動が困難!!さあ、どうする??

一年生が共同制作した「あたしたちの奇跡の花」。校舎の壁に使われていたコンクリートの破片から見事に立ち上がったカラフルな花を表現しています。花は3本足で「これから踏み出そう」としているのです。

廃材アートの作品が完成した1年生は、「暗闇美術館」に出品するため、500番校舎4階の空き教室を「洞窟」にする活動を始めました。パーテーションで仕切ったあと、蟻の巣のような洞窟が作られていきます。洞窟には、蝋燭のみを持って入るようにしたら面白いと考えています。こちらも楽しみです!!