さくらびレポート250〜暗闇美術体育館作品紹介③「謎の光る糸」

櫻ヶ岡中学校の中平です。暗闇美術体育館での中学生作品を紹介します。

作品名「謎の光る糸」。

4階へ行く階段、ガラス窓を全て目張りしたのも生徒自身。天井の高いところに、絡み合う蜘蛛の糸のような作品。一箇所だけではなく、階段の下や掲示板も上まで糸はつながっています。

初め作者の生徒は、天井の一箇所だけ糸をつけていました。しかし、時間がたつと、作者は率先して意図を伸ばし、まるで発想に導かれるように自由に糸を張り巡らして生きました。糸は緊張して伸びたり、縮んだり自由そのものです。