櫻ヶ岡中学校の中平です。最近テレビで鉄道ファンが増えており、熱い行動をしているという報道を目にします。中学生にも鉄道ファンは多いです。
写真は、鉄道ファンが作った作品。本人に聞くと、日本中の鉄道を回り、将来もつづけていくことが夢なんだそうです。この作品の構想段階から、この生徒は鉄道で進めていました。主題をすでに持っている生徒なので、あとは、どんな方法で作品化するのかが問題となっていきます。
今までの中学校美術教育は、主題までも教師が決めていませんでしたか?目的地が他人に決められている旅行が面白くないのと同じで、表現活動なんですから、目的も本来は生徒自身が決めるべきなのです。そうすることにより、制作中の問題を解決しようという意欲も高まり、結果的に教育的価値も高まると思います。