櫻ヶ岡中学校の中平です。先日のぺちゃくちゃないとの反響が続いております。会場だったD&DEPARTMENT PROJECTの社長さんのブログで紹介されていました。
2010年5月16日 23:41更新
土曜日は、ペチャクチャナイトin長野、とても盛り上がった。アーティスト、映像作家、整体師、学生、、、とにかく、何かのクリエイションをしていれば、という参加条件。長野での過去最高の参加者数になったそうだ。
中でも、心に響いたプレゼンテーションは、美術は義務教育課程からなくなるかもしれない、ということに触れたプレゼンター。受験に不要であれば、人生に不要か、ということではない、と。自身としても、受験勉強をしたことで頭にこびりついてしまった垢がとれないな、と危険に思う時がある。それは、どこかに答えがある、という考え方が、常に頭に生まれてしまうことだ。社会に出れば、答えなんてないことの方が多い。社会状況や企業の考え方によって、選択は大きく変わる。美術や家庭科といった科目には、答えを探す、ということではない、自分の中の答えを生み出していく行為があり、これから求められていくのは、むしろそっちではないだろうか。知らない人の話をこうやっていきなり聞く、ということはなかなかない。日本の各地でもっともっと広がって欲しい。そして、美術は、そういう思考を育てることができる、限られた科目としてなくならないことを願う。