とがびレポート22 松代現代アートフェスティバル 羽根プロジェクト

戸上中の中平です。長野市の松代で現代アートフェスティバルが行われています。「とがび」の万葉プロジェクトでお世話になっている信州大学 木村仁先生 のワークショップ「羽根プロジェクト」に行ってきました。第2次世界大戦の末期、極秘に進められていた大本営、政府各省の移転のために造られた松代大本営地下壕で、作品展示、表現をすることで平和を考えるワークショップです。
 まず、松代文部学校にて、第2次大戦時の松代の歴史や日本人が千羽鶴に込める思いなどをお聞きしてから、平和の象徴である羽根作りをしました。

その後、大本営地下壕に移動、それぞれの気になる場所に作品を設置します。
(暗くて写真がうまく撮れませんでした)削岩用のロッドがささったままの場所や、岩が崩れている様子などから当時の作業の凄まじさが感じられます。
 子どもたちの多くは、花や生き物などの明るいを絵を描くことで平和を込めていました。
 世界平和を考えるきっかけとなるワークショップでした。