とがびレポート27 美術部軽井沢合宿1 セゾン現代美術館

戸上中の中平です。軽井沢合宿に行ってきました!セゾン現代美術館からスタートしました。生徒撮影の画像で報告いたします。(館内は、撮影禁止のため、庭園のみです。)中に入ると、いきなりロビーで、森村泰昌、篠原有司男の作品に足を止めました。
「わー何これ?」という第一声。マン・レイの「贈り物」も「なぜ、アイロン?」。フォンタナの「空間概念」も「私にもできる。」と疑問や疑いの声の数々。
 ここから、現代美術講座がはじまります。

 多くの生徒が、納得できていたのは、アンゼルム・キーファーの「革命の女たち」
そこに、人が苦しみ、横たわっていた気配のする空間を感じていました。
 

超現実、ダダ、シュルレアリスムからポップアート、もの派、ミニマリズムという言葉で生徒に説明しまいましたが、現代美術を知らなくても、純粋に面白い、なるほど、伝わる、と感じる生徒の感覚が大切かなと思いました。それから、勉強するのがよいのです。
 
「とがび」でいろいろな表現に触れている生徒たちは、現代美術も納得でなのではと思いました。「これ、とがびで使えるかも」という視点で見学する生徒もおりました。

 緑の空気の中で、とても気持ちよく見学できました。